信州絶景ツーリング(2006.5.2~2006.5.4リメイク版)
2007年 04月 12日
という訳でリメイクレポ第2弾。昨年のGWに行ったツーリングです。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
最初の目的地は群馬県榛名山。のはずだった。結果からいうと、群馬県には行ってません。ただ、長野県のわりと全域を小さく?一周してきたような感じ。
5月2日 出発の朝だが、6時くらいに起きると、どしゃ降り。さすがにこの中、カッパ着て行くのは…とちょっとためらった。。。待っていると8時半くらいには雨は止んだ。けど、雲は相変わらず、低く重そうな雲。いつ降り出してもおかしくない天候の中、出発となった。
名神・岐阜羽島ICから高速に乗り、小牧JCTから中央道に入った辺りで、パラパラと雨が、カッパを着るほどでもなかったのだが、本降りになって濡れると困るので、近くのPAで、カッパを着込む。カッパを着ると雨が降らないってジンクスは破られることはなかった…恵那ICで降りるまで、雨は降らなかった。それどころか、降りそうな気配はなくなった。恵那ICを降りたところでカッパを脱いだ。
恵那ICからR19~R257で南下し、恵那山をぐるっと回り、長野県入りを目指したが、途中のR418。ここを越えれば、長野県ってとこまできて、工事による通行止め。
近くのGSで道を尋ね、県道で抜けられるらしいことが分かり、迂回するため、県道に入る。この道が辛かった。。。1車線のすげー山道。そんなのは割と通りなれた?んだけど、舗装路にも関わらず、砂とかがたくさん浮いてて、ダートと状況あんまり変わらんやんけ!っていう道。バリオスで擬似ダート走行をしてた。走りづらいわ、バイク汚れるわで最悪。
なんとか抜けることができ、R153~R418~R151~県道59号~R152と幹線道路で北上する。幹線道路なのにどこも交通量は少なめで、クリアラップを刻むことができた。
初日のメインはR152秋葉街道で北上すること。R152に入ってしばらくは2車線のキレイな道。交通量も少なく走りやすい。しかし途中から、狭くなり、1~1.5車線になる。クルマ同士の離合はし難い。
ツーリングマップルには「静かなルート」って書いてあるけど、早い話が山道ですわ。
そんな道を延々と行くと、途中に「中央構造線・北川露頭」っていう看板を見つけた。徒歩3分らしいし、気になったので行ってみた。山奥で誰もいませんでした。
看板の解説によると、元々違う場所にあった地層が、断層の活動により、今のように重なったらしい。つまり、中央構造線を境に、年代も場所も違う本来出会うはずのない地層が同じ場所にあるらしい。確かに境の左右で地層が違うのがわかる。。。
さて、R152の北上は続く。ここから、しばらく行くと、何やらもやもやしたものが見えた。もしや?と思ったら、その通りであった。霧である。けっこう濃い。
視界は10~20メートルくらいだろうか。いくら山道で対向車は少ないとは言え、慎重にゆっくり進む。分杭峠に差し掛かった時も霧の中。
分杭峠から下っている途中、ゼロ磁場なんたら…ってのを発見。ここは、ゼロ磁場?で体にいいらしい。全ては謎!なんか、ここにいるだけで体がよくなるんだと。オカルトチックな話。
R152も伊那市高遠に差し掛かり、杖突街道へと名称を変える。この辺りから再びキレイな2車線路となっていて、ワインディングが楽しい!杖突峠の展望台からは絶景を見ることができました。ちなみに分杭峠を越えたら、気温が急に下がり、ジャケットにインナーを付け、グローブも防寒に変えた。
茅野市に着いたときには道の温度計は7度。一桁!?どうりで寒いはずだ。茅野市のGSで聞いたところ、この日はいつもより寒いらしい。
ビーナスラインを上がり、蓼科の宿に着いたときには気温2度とかそのくらい。寒い!この時期に寒さで震えることになるとは思わなかった。。。
宿では他の宿泊客の方と色々盛り上がり、楽しかったです。
2日目の朝、寒さで目がさめた。気温は0度。外は快晴。
朝一でピラタスロープウェイ入り口の駐車場へ行ってみた。展望がきくという話だったが、まさにその通り。3000メートル級の山々を一望でき大満足。ちょうど山の写真を撮りに来てた京都のおっちゃんに「アレが何山で…」と解説してもらえた。ちょくちょく来てるらしいが、これだけキレイに見れるのは珍しいとのこと、ラッキー!
朝食をとり、出発。
県道40号から佐久方面へと進む。途中ちょっと道に迷ったが、千曲ビューライン~R142~浅間サンラインを経由し、浅間山に程近い、高峰高原チェリーパークラインに行ってみた。最初のうちは展望はきかないが、後半は絶景の連続。佐久、小諸方面が一望できた。
渋滞回避に小諸IC~上田菅平ICを上信越道でパス。少し北上し、長野道・麻績ICの近く、県道12号アルプス展望道路に入る。この辺りはまだサクラが咲いていて、ちょうど満開。ちょっとビックリ。さすがアルプス展望道路のサブネームは伊達じゃない。北アルプスの山々がすぐそこに見えてのワインディングは気分爽快そのもの。
次に戸隠に向かおうとするが、途中の県道が、またも工事で通行止め。かなり走ってから通行止めだからね、最悪。通り抜けできねえのならもっと手前に看板立てとけよ!!!
いいほど走ってたので、戻るのもシャクに触る!ちょっとした脇道に通り抜けを期待して入っていった。この後、迷った、迷った。地図見てもこんな道は載ってないし、勘だけが頼りだった。
何分くらい迷っただろうか、幹線道路らしい道に出て、しばらく行くと、県道31号の標識を発見。やった抜けられた!
結局、時間的に厳しくなり、戸隠行きは断念。大町方面へと向かい、R148~R147で松本方面へ。
安曇野で激しい渋滞。ずらーっとクルマが列を作り、全然動かない。すり抜けはなるべくならやりたくはないが、状況が状況だけに仕方ない。。。すり抜けし、長野道・豊科ICに到着。
豊科ICから帰宅する予定だったのだが、、、疲労がピークに達していたため、もう1泊させてもらうようにお願いした。宿は1日目と同じだ(ロッジ・モーティブ)岡谷ICで降り、和田峠からビーナスラインに入り、蓼科に着いた。途中、霧ケ峰での夕日がキレイでした。
2泊目も他の宿泊客の方と盛り上がりました。楽しかったです。
予定外の3日目。
まっすぐ帰る予定だったのだが、天気が良いので、まっすぐ帰っちゃ、もったいない?ので、美ヶ原までビーナスラインをピストンしてみた。少々混雑してて、思い通りに走れないとこもあったが、さすがはビーナスライン。ワインディング、絶景を楽しめた。
霧ケ峰から県道40号で下り、R20~R19で南下する。権兵衛トンネル手前で渋滞。すり抜けする。
まだ、時間が早いしってことで、開田高原に行くことに。旧道の地蔵峠も復旧してたので、ここはもちろん旧道を行くっきゃない?途中の展望台からは御岳がくっきりと。開田高原はちょくちょく行くけど、こんなキレイに見えたのは初めて!キテヨカッタ!
地蔵峠を下ったとこにある、そば屋さん「稗田茶屋」で昼食にした。完全に手打ち蕎麦、何たって目の前でそば粉をこね、そば切りしてる。
やはり、開田のそばはうまい!
木曽馬の里で木曽馬とちょっと遊んで、休憩して。。。
帰路へと着く。R19をひたすら下るわけだが、わけの分からないくらいの渋滞。勘弁して!といいたくなるくらい。。。すり抜け、すり抜け、、、ひたすら。。。バイクじゃなきゃ、もう1泊だったかもしれない。
中津川ICから中央道~名神で帰宅。高速も渋滞。GWの渋滞の恐ろしさがよーく分かりました。
走行距離1029キロ(メーターひと回りした!)